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bingにピンクダイヤモンドの色の起源を聞いてみました。

カラーダイヤモンドは、色によって起源が違ってくるのですが、ピンクダイヤに関しては確定の情報が少ないので、マイクソフトのbingに聞いてみました。(流行りに乗ってみました~)


プラスチック変形って?

ここもbingに聞いてみると、

プラスチック変形とは、物質に力を加えて変形させたときに、力を除去しても元に戻らない永久的な変形のことです¹。例えば、金属の棒を曲げたり叩いたりして新しい形にするときには、プラスチック変形が起こります¹。

Plasticity (physics) - Wikipedia. https://en.wikipedia.org/wiki/Plasticity_(physics)


ほうほう、放射線照射などではなく物質自体に強い力が加わって変形したためにピンクに見えると。


GIAでも調べてみました。(もちろんbingを使って聞いてみました)


GIA研究員によると、

ピンクダイヤモンドの99.5%の色は、ダイヤモンドに黄色を引き起こす窒素や青色の原因となるホウ素などの微量元素ではなく、結晶構造の歪みに起因することが確認されています。窒素を含むピンクダイヤモンドでは、色に応じて、グライドプレーン、ラメラ、またはピンク/ブラウングレインと呼ばれる平行な狭いバンド内に色が集中します。これらの線は顕微鏡で見ることができ、カッターはボディカラーを最大化するためにテーブルに垂直に向きを変えます。

多くの発色欠陥は実験室での処理プロセスによって導入できますが、塑性変形によって生じるダイヤモンドの結晶構造の原子レベルの歪みは導入できません。


              ・・・・・

たしかに結晶構造のゆがみによってピンクになるのなら、合成で作り出すのは難しそうですね。強い力によって変形が起きるとすると原石も大きなものは少ないのもわかります。

ふわっと握ったおにぎりをぎゅっと握りなおしたイメージでしょうか(笑)

また、ピンクダイヤをカットするときは、色が集中している狭いバンドに対しテーブルは垂直にしなければならないと。

大きくカットできるところを、カラーを活かすために小さくなってしまうこともあるでしょう。ピンクダイヤの希少性が実感できます。


2022年度のピンクダイヤモンドの年間生産量は、約10万カラットと推定されました。これは、約1億2500万カラットと推定された全ダイヤモンドの生産量の0.08%に相当します。したがって、2022年に100カラットのダイヤモンドがあるとすると、ピンクダイヤモンドは0.08カラットです。少ない…。


よく全体採掘量のスプーン1杯、とか聞いたこともありましたがそれにも満たない少なさなんですね。

画像のピンクダイヤは0.2カラット前後です。どんなに0.08カラットが小さいか

イメージしてみてください。



もうピンセットでつまめないほどの大きさではないでしょうか。。






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